spotty necrosis をかぞえる
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緑対物20倍 1視野中に何個のspotty necrosis が含まれるかをみる
spotty necrosis は明らかなグリソン鞘及び中心静脈周囲以外に存在する細胞の集簇10個以上を基準とする
細胞の集簇はリンパ球を主体として判断するが、肝細胞の核が含まれてもよいこととする(簡便化するために厳密に区別しない)
肝生検標本を端から流していき、spotty necrosisを1個カウントしたら画面から消えるまでに他に何個見つかるかで判断する。
1個も他にカウントしないまま視野から消えれば1個となる。これをすべての領域でおこなう。
カウントは0、1,2,3,4,5までとそれ以上(たくさん:9)の7段階評価
ex. spotty necrosis:2個/200倍視野
(参考)
* NAFLD/NASHの病理 高槻病院病理診断科 伊倉義弘
脂肪化度
大滴性脂肪化をきたした肝細胞の占める面積比率
対物4倍で肝組織全体を評価すること
炎症性細胞障害
小葉内の数個の炎症細胞集積巣として対物20倍視野で個数を数える
門脈域の炎症強度は評価対象外
風船化細胞
CK18で染色陰性となる
CK18でデンク体は陽性になる
zone3の半数以上にみられる or 1つのzone3に5個以上みられる場合に”多い”と判定する
線維化判定
マッソンなどの染色なしに評価はできない
(参考)
滋賀医科大学 病理学講座 人体病理学部門